2005年06月21日

いろいろと面白そうな断片を並べるためのカテゴリーです。
あとで適当なカテゴリーを作り、発言を移動することがあります。

鶏肋とはとりのあばらぼねのことで、大したものではないが捨ててしまうには惜しいものの例えです。料理法によっては、おいしい出汁[だし]がとれるかも知れません。

rshibasaki at 20:08コメント(0)トラックバック(0)【鶏肋】(捨てておくには惜しい史料・発想) 

2005年06月20日

「○新聞縦覧所の設置  都濃郡須金村字須萬市秋本友次郎外二名の発起にて同市へ新聞縦覧所を設け随意に村民に縦覧せしむる由」
(防長新聞、明治33年8月1日3面4段)



2005年6月19日、山口県立図書館にて調査

rshibasaki at 15:12コメント(0)トラックバック(0)<情報化> 
このブログは日記というよりも、カテゴリー別にちょっとした考えや情報の断片をならべ、整理を試みる場である。
読む場合には、カテゴリーをクリックして、カテゴリーごとに読んで欲しい。
カテゴリーごとの区別をしない「全体」表示に戻りたいときには、「研究と教育」という主タイトルをクリックする。


rshibasaki at 14:40コメント(0)トラックバック(0)このブログの使い方 
ちょっとしたメモでも、インターネット上において他者の目に触れるようにしたほうが、相互の生産性に寄与するのではないか。そんな思いがこのブログを始めるきっかけとなった。同じ史料を見ても、人が違えば、そこから引き出すことのできる情報は違う。公開の場に置くと、一つの種からいろいろな芽が伸びていく様を目にすることができるかも知れない。

この場にアクセスしてくる人は、サーチエンジンで気になる語彙を検索していたら、たまたまわたくしの発言に出会ったというかたちが一番多いだろうと想定している。


rshibasaki at 14:36コメント(0)トラックバック(0)このブログの使い方 

2005年06月13日

遼東半島の戦跡見学を内容とした修学旅行に関する新聞記事を見かけた。山口県の地方紙に掲載のもの。

「○満韓修学旅行に就て   文部省にては本年も昨年の如く陸軍省へ交渉の結果、満韓修学旅行学生の為め諸般の便宜を与ふることとなり、来る十五日迄に県下に於ける修学旅行生の希望者取調方を本県庁へ照会し来りたり。因みに汽船は無賃乗船、満鉄は八割引、韓国鉄道は四割引にて乗車せしむることゝなりたるも、各宿泊料は一日に付一円乃至一円五十銭を要する由。而して船名乗船班其他は左の如し。
船 名 乗船班  人員  乗船地 乗船予定日数 揚陸地
吉林丸 第一班 八○○ 宇品  七月十五日   大連
樺太丸 第二班 五○○ 同    七月廿一日   同
吉林丸 第三班 八○○ 同    同 卅一日    同
樺太丸 第四班 五○○ 同    八月七日     同
吉林丸 第五班 八○○ 同    同十六日     同   」

(防長新聞、明治40年6月12日2面5段)




2005年5月29日、山口県立図書館にて調査

rshibasaki at 21:31コメント(1)トラックバック(0)【鶏肋】(捨てておくには惜しい史料・発想) 

2005年06月06日

防長新聞を眺めていたら面白い記事に出会った。水難救済会も、山口県の事例では、警察官が会員(寄付者)募集に従事していたので、この訓令の影響を受けたと思われる。その点から、目にとまった史料である。


「原内相大浦男の確執について
              武徳会員募集の件
  此頃は内務大臣と大浦男爵の間に何か
  確執ありし旨報道せる新聞ありしが今此
  事に関して東通記者が当局者より確聞せ
  る処なりと云ふを左に掲載せん
客年原内相が各府県知事に向て一の訓令を発し、警務長以下各警察官の如き平素尤も威厳を保ちて人民の保護者とならざる可からざる者が、彼の日本赤十字社と云ふ、又は愛国婦人会の如き、或は武徳会の如き団体に対して、社員と成る事を勧誘し或は寄付金募集の尽力をなすが如きは、避く可き旨を戒飾せられしに、地方長官中には右訓令の旨意を誤解して、警察官に限らず知事以下各事務官又は郡町村長の如きに至る迄一切之に関与する可からざる者の如くに速了したる者ありしを以て、武徳会の役員たる渡辺昇子及び北垣国道男両氏は、こは容易ならざる事なりとて両氏相携へて原内相を訪問し、如此き訓令を下したる趣意如何を質問したるに、内相は意外の感に打たれ、こは大なる間違にて予が訓令の趣意は武徳会のみならず赤十字社の如き、愛国婦人会の如き、其他すべての公共団体の会員募集とか寄付金募集などの事に付て、従来警察官が運動がましき事をなすが如きは公安を保護する職責を有する警察官のなすべき事にあらざるを以て、将来は警察官に限り之れに関与せざる様にとの訓令を発したる迄にて、貴下等の関係され居る武徳会のみを云ふたるにあらずと語られたるに依り、渡辺北垣両氏は、然らば地方官中に閣下の訓令を誤解して警察官以外の各行政官迄是等の事に尽力すべからずとの考をなし居る者ある故、此の誤解を解く為めに更に訓令を発せられたしとの意見を開陳したるに、原内相は、此の為めに特に訓令を発する程の事もなければ、何れ地方官召集の場合に誤解なき様注意すべしとの約束をなし、其侭と成り居りし処、今回地方官会議ありしに付き、前記の両氏は再び内務大臣を訪問し、更めて訓令を下されたるや否やを質問に及ばれたるに、原内相は、未だ訓令せざるにより直に其手続をなすべしとの確諾を得、原内相は此程伏見宮殿下が内務大臣以下地方官を御招き相成りたる砌り原内相より其旨を各地方官に注意し、警察官以外の各行政官吏が武徳会々員募集其他公共団体の事に尽力するは少しも差支なしとの注意を促がしたる事が、一二の新聞に誤解されて大浦男(武徳会々長)と原内相との間に確執のあるが如くに言伝ふるに至りし者なり云々」
(防長新聞、明治41年5月3日1面、引用に際し適宜読点を付した)

〔参照〕原敬日記、渡辺・北垣の来訪と談話を記す明治40年8月11日の条。
「要するに彼ら〔渡辺・北垣〕は従来警察官を利用して武徳会の為めに働かしめ、今は四十万円斗りも醵金を得て大浦兼武会長となり色々の事に之を利用し居たり」

警察官が現場で指揮を執るという点で、公設消防組と水難救済会は類似性がある。その寄付金集めを行うにしても、赤十字社や愛国婦人会とはやや性格が異なるのではないか。実際のとこをもう少し探索・考察が必要。


余談。渡辺昇は、明治42年か43年の記事を見ていたところ、武徳会の大会で、全国の県支部からの高段者と立ち会い、また、掛り稽古の受け手をしていた。武徳会に関係しているというのは組織の長であるだけでなく、「剣客」としての修練を続けているという面もあった。



2005年6月5日、山口県立図書館にて調査

rshibasaki at 18:21コメント(0)トラックバック(0)<山口県の諸団体> 
「●新聞縦覧所設置  阿武郡山田村長前田豊作氏の発起に係る新聞紙雑誌縦覧所は今回奥玉江に開所したり」
(防長新聞、明治41年12月20日3面)


2005年6月5日、山口県立図書館にて調査

rshibasaki at 14:54コメント(0)トラックバック(0)<情報化> 
「●徳富蘇峰の来萩  東京国民新聞主筆蘇峰徳富猪一郎氏は吉田松陰先生に関する事蹟研究の為め不日来萩の筈」
(防長新聞、明治41年7月12日2面5段)

「●徳富蘇峰氏の来萩延期  吉田松陰先生に関する事蹟研究の為め近々来萩すべき筈なりし東京国民新聞主筆徳富猪一郎氏は今回内閣大変動の為め寸暇を得ざるを以て当分は来萩し能はざる旨在東京吉田庫三氏より松陰先生の実兄なる杉民治翁の許へ通報ありたりと」
(防長新聞、明治41年7月19日2面5段)

[注] 第二次桂太郎内閣の成立は、7月14日。




2005年6月5日、山口県立図書館にて調査

rshibasaki at 14:31コメント(0)トラックバック(0)<徳富蘇峰> 

2005年05月18日

帝国水難救済会が昭和3年、1928年に編集・発行した『海の赤十字』という本がある。webcatで検索すると、大阪市立大学、神戸大学、神戸市立図書館が所蔵している。

神戸市立中央図書館が所蔵している本には「帝国水難救済会寄贈 昭和13年10月13日」と記され、「昭和13年10月31日登録」となっている。

その「はしがき」の冒頭にはつぎのように本の成立が説明されている。

「他国の水難救済機関の状況を詳にする事に就ては、従来相当に力を用いて居たのであるが、何分にも直接人を派遣すると云ふ事が出来なかつたので、僅かに書籍、年報若くは文書に依て、其外貌を窺ひ得るに過ぎなかつた。然し其等の断片的な資料も、年月を経るに従つて相当な量となり、一括して国別に書き下して見れば、幾分組織的なものが出来相に考へられたので、英、米、独、仏、伊五ヶ国の分を比較的同一項目に分けて版に起したのが、此書である。」

「海の赤十字」というタイトルについてはなんの説明もないが、国際的なつながりをもつボランティア組織として、日本赤十字社との対比を意識したことを窺わせる。水難救済会が活動のかたちをつくっていった明治年間、先行する赤十字社を参考としていたものと思われる。



2005年5月17日、神戸市立図書館にて調査

rshibasaki at 20:51コメント(0)トラックバック(0)<水難救済会> 

2005年04月26日

「明治の読売新聞」CD-ROMを、「日露戦争」で検索していると、「水難救済会下関支部、大海戦の漂流死体及び付属物救護に従事」とデータベースのタイトルが付された記事に出会った。以下のような文面である。

「●大海戦と救済会 一昨日来沖ノ島付近の海戦に就き漂流せる人体及付属物救護の為め、水難救済会下の関救護所にては昨朝未明各支部救助夫を召集し沿岸警戒に従事せしめたり」

この記事をハードコピーし、山口県立図書館に最初の調査に赴いたのは、2004年3月のことであった。その時の感触にもとづき、1年後に授業をしつつ調査を継続する計画を立てた。2005年度前期、大阪工業大学工学部「歴史学 I」(共通科目総合人間学系人文社会科目)で講義する概要をこれから、同時進行で記述していきたい。

rshibasaki at 18:35コメント(0)トラックバック(0)「海難救助ボランティアの日露戦争」工・歴史学2005 
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