2005年06月24日

「○台湾内地間の新聞電報  に関し去る一日左の
 省令発布せられたり
  逓信省令第十七号
  長崎上海間海底電信線を経て本邦内地と台湾と
  の間に新聞電報を送受することを得
  前項の新聞電報には明治三十年六月逓信省令第
  十八号を準用す但其一語毎の料金は金三十四銭
  とす本令は本月十日より施行す       」
(防長新聞、明治33年5月5日1面3段)



2005年6月19日、山口県立図書館にて調査

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2005年06月23日

この当時は山陽鉄道は三田尻(現在の防府市)まで開通しています。但し、下関・門司方面に行くには、手前の徳山駅で降りて、徳山港から山陽汽船に乗り換えねばなりませんでした。その乗り換えポイントを通過した外国人数が新聞記事になっています。これは、外事警察が扱う事項ですので、警察から取材したデータでしょう。

「○徳山通信    (略)    ▲客月中徳山駅及び山陽汽船にて通過せし外国人員を聞くに惣計二十二名にして此の内最も多きは英国人なりと云ふ」
(防長新聞、明治32年6月15日2面4段)



2005年6月19日、山口県立図書館にて調査

rshibasaki at 14:38コメント(0)トラックバック(0)【鶏肋】(捨てておくには惜しい史料・発想) 
「○在郷軍人心得  従来台湾に寄留せし在郷陸軍々人は本人の願に依り勤務演習の猶予及び簡閲点呼の免除許可せしとの事なるも、客年十一月陸軍服役条例改正の結果に依り、自今在郷の陸軍々人にして一箇年以上台湾に寄留する者は本人の願に依り同地に於て勤務演習に応じ得る事と定められたるに付、該当者は所管聯隊区司令官に願出で同官の許可を得て其の趣を台湾守備混成旅団長に届出づれば、即ち同地に於て勤務演習に応ずる事を得べきなり。尤も台湾には当分簡閲点呼は施行せざる事と定められたるに付、同地へ寄留の在郷陸軍下士以下は、自然の結果、寄留届のみにて免除となるべきに付、別段従来の如く免除出願を要せず。又た在郷軍人(将校を含む)願届書は総て本籍所管の郡町村長を経て聯隊区司令部へ差出すべき成規の処、従来往々本人より直接聯隊区司令部へ差出し来る者ありて聯隊区司令部の事務及び経費上其の不都合尠なからざる由なれば、将来充分の注意を要すべしとなり」
(防長新聞、明治33年1月24日2面3〜4段)


以下の記事と対比。結局、明治33年には、山口県の第42聯隊は、北清事変への出動があり、簡閲点呼は執行されなかった。

「○簡閲点呼に就ての注意  本年山口聯隊区管内簡閲点呼は来る八月一日より施行せらるゝ由なるが、寄留地に於て点呼に参会せんとするものは点呼施行期に切迫せざる以前、予め其の旨を願出づるを要するといふ」
(防長新聞、明治33年4月28日3面2段)

「○在郷下士以下の注意  山口聯隊区管内の簡閲点呼は既記の如く来る八月一日より執行の筈なるが、寄留地に於て点呼に参会せんとする者は来る七月二十五日までに同聯隊司令部に到着すべく出願せざれば一切許可せざる筈なる由」
(防長新聞、明治33年6月24日2面5段)


百科事典の説明。
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かんえつ-てんこ(簡閲点呼)
【兵】予備役・後備役下士卒(陸海軍共通)及帰休兵・第一補充兵(陸軍のみ)を召集してこれを点検実査すること。陸軍の簡閲点呼は其地所管の師団長これを掌り、海軍の簡閲点呼は其地所管の鎮守府司令長官これを掌り、各々これが時期を定め、簡閲点呼執行官(陸軍にては佐官又は尉官に就きてこれを任命し、海軍にては鎮守府兵事官又は海兵団分隊長に就きてこれを任命す)を任命して必要なる訓示を授け、以てこれを行はしむ。簡閲点呼執行官は、指定したる日時に指定の場所に召集せられ出頭したる者に対し、点呼名簿に依りて点呼し、所要の調査をなし、必要の訓示を与ふる職務のものとす。而して其場所・区域及日割等は、陸軍に於ては師団長の通達に依りて聯隊区司令官これを定め、海軍に於ては鎮守府司令長官の命令を受けて簡閲点呼執行官これを定む。点呼令状は、陸軍に於ては聯隊区司令官これを作り、海軍に於ては鎮守府司令長官これを作り、以て郡市長に送付し、郡長はこれを町村長に送付し、市長及町村長は規定の手続に依りてこれを招集せられたる各自に交付す。これが交付を受けたる者は指定の日時に指定の場所に出頭すべきものにして、傷痍・疾病其他事情に依りて出頭すること能はざる者(若くは本人に代りて令状を受取りたる者)は、点呼執行日時までに規定の手続を履みて簡閲点呼執行官に届出づるを要す。もし理由なくして出頭せず又は届出をなさざる者、又点呼の場所に於て簡閲点呼執行官の命に服せず又は其職務執行を妨害したる者は、科料又は拘留に処せらるゝものとす。詳細の手続に至りては、陸軍召集条例(三十二年勅令三九八号)及同施行細則(三十二年陸令二九号)、海軍召集条例(三十一年勅令二四七号)及同施行細則(三十二年海令一○号)を見よ。」
(日本百科大辞典第2巻、明治42年6月、三省堂書店発行)

 

rshibasaki at 14:01コメント(0)トラックバック(0)【鶏肋】(捨てておくには惜しい史料・発想) 

2005年06月22日

このカテゴリーは、2005年度後期に工学部共通科目「日本の伝統と文化供(総合人間学系人文社会科目、3〜4年次対象)で行う少人数ゼミに対応します。講談社学術文庫に収録されている A.B.ミットフォード著『英国外交官の見た幕末維新』を講読します。その関連の内容を夏以降、書いて行きます。

rshibasaki at 13:57コメント(0)トラックバック(0)「英国外交官の見た幕末維新」日本の伝統と文化 2005-2017 
このカテゴリーは、2005年度後期に工学部共通科目「歴史学供(総合人間学系人文社会科目)で講義する内容に対応する。夏休み頃から徐々に書き始める。

rshibasaki at 13:54コメント(0)トラックバック(0)「海上権力をめぐる海軍と徳富蘇峰」工・歴史学2005-2007 

2005年06月21日

「○台湾航海定期船無料便乗券  貴衆両院議員及び商業会議所会員には、此度台湾総督府に於て発行せし台湾航海定期船便乗券及び台湾鉄道及び軽便線無料乗車券を与へ、無料にて旅行し得らるべき由は、本紙に記載せしか、右便乗券及び乗車券は昨日県庁に到達したるを以て、望みの者には申込次第直ちに発送する都合なりと云ふ」
(防長新聞、明治32年5月17日2面2段、引用に際し適宜読点を付した)



2005年6月18日、山口県立図書館にて調査


rshibasaki at 20:11コメント(0)トラックバック(0)【鶏肋】(捨てておくには惜しい史料・発想) 
いろいろと面白そうな断片を並べるためのカテゴリーです。
あとで適当なカテゴリーを作り、発言を移動することがあります。

鶏肋とはとりのあばらぼねのことで、大したものではないが捨ててしまうには惜しいものの例えです。料理法によっては、おいしい出汁[だし]がとれるかも知れません。

rshibasaki at 20:08コメント(0)トラックバック(0)【鶏肋】(捨てておくには惜しい史料・発想) 

2005年06月20日

「○新聞縦覧所の設置  都濃郡須金村字須萬市秋本友次郎外二名の発起にて同市へ新聞縦覧所を設け随意に村民に縦覧せしむる由」
(防長新聞、明治33年8月1日3面4段)



2005年6月19日、山口県立図書館にて調査

rshibasaki at 15:12コメント(0)トラックバック(0)<情報化> 
このブログは日記というよりも、カテゴリー別にちょっとした考えや情報の断片をならべ、整理を試みる場である。
読む場合には、カテゴリーをクリックして、カテゴリーごとに読んで欲しい。
カテゴリーごとの区別をしない「全体」表示に戻りたいときには、「研究と教育」という主タイトルをクリックする。


rshibasaki at 14:40コメント(0)トラックバック(0)このブログの使い方 
ちょっとしたメモでも、インターネット上において他者の目に触れるようにしたほうが、相互の生産性に寄与するのではないか。そんな思いがこのブログを始めるきっかけとなった。同じ史料を見ても、人が違えば、そこから引き出すことのできる情報は違う。公開の場に置くと、一つの種からいろいろな芽が伸びていく様を目にすることができるかも知れない。

この場にアクセスしてくる人は、サーチエンジンで気になる語彙を検索していたら、たまたまわたくしの発言に出会ったというかたちが一番多いだろうと想定している。


rshibasaki at 14:36コメント(0)トラックバック(0)このブログの使い方 
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