2008年05月03日

エイドリアン・ベリー著『次の500年---繁栄に終りはあるか』(徳間書店、1997年、原著1995年刊)

1995年の時点で、今後500年の人類史の展開を予測した著書『次の500年 繁栄に終わりはあるか』。第10章「民間企業による宇宙開発のはじまり」は、「宇宙開発の現状---停滞/停滞の原因/政府から民間へ/民間宇宙船の建造/宇宙ビジネスの萌芽」という内容からなる。フロンティアにおける政府と民間の関係という点から講義テーマと共通性がある。

なお、つぎのような記述もある。
------------------------------------------------------------
蒸気船の発明が、現在のアメリカ合衆国を作った。もちろん、蒸気船が発明される前にも、帆船で大西洋を横断できたのだが、こんな贅沢ができたのは、大金持ちか政府の重要人物だけだった。蒸気船が出現してはじめて、裕福とは言えない何十万人もの移民が、ヨーロッパを捨てて、新天地に旅立てるようになったのだ。技術は、英雄でも、学者でも、金持ちでもない、普通の人々に利用されるようになってはじめて、歴史を変える力を持つ。それならば、普通の人々が宇宙に出られるようになってこそ、本当の宇宙時代が到来したと言えるだろう。
------------------------------------------------------------
(同書、183〜184ページ)

rshibasaki at 17:30コメント(1)トラックバック(0)【授業で紹介した本】 | 「明治日本の海権論と広義の海軍」工・歴史学2008 

トラックバックURL

コメント一覧

1. Posted by ウオズミ   2009年02月03日 18:38
 はじめまして。テレビ番組を制作している魚住と申します。
いま、越境して日本を襲う大気汚染物質について調べています。
黄砂はもちろん、化学汚染された大気の影響で例えば化学物質
過敏症の方は、病状が悪化すると聞きました。昨日今日は、テレビで今年の花粉がどうこう報道していますが、静かに忍び寄る
大きなこの問題について考える番組の制作を企画しております。
WEBで調べる中で、先生のブログを拝見、大変なご様子に驚い
ております。是非ご連絡を取りたく思っております。
何卒よろしくお願いします。

コメントする

名前
URL
 
  絵文字
 
 
Categories
Profile
Recent Comments
Archives
訪問者数

QRコード
QRコード
「日本の伝統と文化」教科書
  • ライブドアブログ