2010年03月02日

台湾占領は将来の対英戦争の準備

2月27日(土)、お茶の水図書館にて開催された第6回成簣堂文庫セミナーにおいて、澤田次郎「徳富蘇峰の見たイギリス」を聴講してきた。その際質問で言及した日清戦争中の国民新聞の社説の文言は、つぎのものである。澤田さんの論旨を補強する材料になりそうである。

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台湾を略するの時来る
台湾は如何なる場合にも、之を我が海図の中より逸せしむべからず。況んや之を清国以外の国に有せしむべからず。是れ独り清国を控制するがためのみにあらず。マレー半島の海峡を経て、東亜に入り来る勢力を控制せんがため也。
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(国民新聞1894年11月5日2面)

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何を以て欧州の勢力を支へん
他日、吾人にして、若し欧洲と事を構ゆるの時ありとせよ。凡ての軍需軍隊を、一旦此に集合して、以て漸く我に及ばん。而して其地は台湾を外にして、また何くにかあらん。台湾を我に収むるは、即ち敵国の根拠を奪ふて、更らに我が根拠となすもの也。
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(国民新聞1894年11月11日5面)

rshibasaki at 18:43コメント(0)トラックバック(0)<徳富蘇峰>  

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