2010年03月31日

マッキンダーの同時代的紹介かな?

東京地学協会の機関誌『地学雑誌』第14輯第166巻・167巻(1902年)に、「近代地理学の父」と現在では呼ばれる山崎直方が、「政治地理に就て」と題する記事を掲載しているのを見つけた。社団法人東京地学協会ホームページのトップから「地学雑誌」という項目に入り、「NEXT」→「CD-ROM復刻版頒布のご案内」→No.2第13巻〜第21巻の「目次」をクリック。1902年というともしかして、ハルフォード・マッキンダーの講演が同時代に日本に紹介されていたのかと期待してしまう。(確認はこれから)。

[2010年4月14日(水)、追記]
山崎直方「政治地理に就て」1902年(明治35年)5月18日東京地学協会総会講演。
「斯く自然地理に於ては自然的現象を研究して居る、所が万国の政治的現象を総括して抽象的に地理学上より説明をして居る学科はあるかと云ふとまださう云ふものは無い、漸く数年前に此事に付て新しい学派が出来たのであります、成ほど地理書を開けて見ますれば各国の政体に付て各々説いて居る所もある、それは其人種の社会的挙動又政治的現象を個々別々に説いてある、併ながら是等人類なるものは地理上ドウ云ふ政治的団体を作ツて居るか、ドウ云ふ人類がドウ云ふ思想に富んで居るか、其間にドウ云ふ関係があるかと云ふことに付て地文学の中から真理を見出してそれを総括した所の抽象的学科は無かツたのでございます、それが漸く近年出て来たのであります」。
ウィキペディアには、山崎は「1898年から1901 年までドイツ・オーストリアへ地理学研究のため留学。地理学者のJ・J・ラインやペンクに指導を受ける」とある。マッキンダーとはすれ違っているようです。

rshibasaki at 17:08コメント(0)トラックバック(0)『日記』 | <世界交通線> 

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