2010年08月15日

「歴史学」2010試験問題

歴史学  柴崎  3年次〜  水曜・2時限  参照許可物等なし
1.つぎの各文章のうち、(1)〜(10)は講義シラバス「授業の内容・教育方法」欄の文章、(11)は今回起草した文章である。下線部に適合する語句を<選択肢>から選んで記入し、文章を完成しなさい。  (1個4点、計100点)
(1) 第1回「導入」。
「地理的条件、地理的条件の意味を変化させる            の発達、その結果生じる時代の境界、各分野の時期区分の相互関係、別段階での類似事例の対比を発展の形として見る、など、講義を骨格となる基本発想を説明する」。
<選択肢> 技術、芸術

(2) 第2回・第3回「西ヨーロッパへの最短経路の変遷」。
「近代日本の空間的前提条件の確認。1869年の              鉄道と            運河の開通、1902年の           鉄道の開通による変化。20世紀後半の航空交通の時代において           機の登場が大圏航路を可能としたのと対比し、地表交通の時代における大陸横断鉄道の登場による交通路の変化を考える」。
<選択肢> 北米横断、シベリア、スエズ、パナマ、プロペラ、ジェット

(3) 第4回・第5回「初期の洋行と人材育成」。
「限られた時間・資金・人材を用いて近代化を始動させる際の知恵。 海外渡航許可以前の渡航者と明治国家、伊藤博文の場合。日本が採用したのは、正則教育・   A   教育・義務教育の三段構え。人材育成・国民統合における           化された地域との違い。技術導入における   B   に対比できる、人材育成における   A   教育という方法」。
<回答欄>   A →                   B →                
<選択肢> 一般人、幕臣、植民地、砂漠、不正規、変則、先端技術、伝統技術、中間技術

(4) 第6回「文部省唱歌「  C  」から「冬の夜」へ」。
「1881年の『小学唱歌集(初)』に掲載の「  C  」と、1912年の『尋常小学唱歌(三)』に初出の「冬の夜」の歌詞を対比させ、           の間に生じた国家への献身の質的な差を考える」。
<回答欄>   C →              
<選択肢> 一世代、二世代、螢の光、元寇

(5) 第7回・第8回「  D  著『民情一新』第3章を読む」。「1879年の  D  の著作から、   E   について考える」。
<回答欄>   D →                  E →                
<選択肢> 福沢諭吉、徳冨蘆花、国民国家形成、条約改正実現

(6) 第9回「   F   に見る産業競争と地域・国家・世界」。
「産業情報交換の場としての19世紀の   F   。万国   F   ・内国勧業   F   ・地方   F   の同時的進展を、地域社会から     E    への参加チャンネルとして捉える。   B   という手法」。

<回答欄>   F →              
<選択肢> 博覧会、共進会、商品見本市

(7) 第10回・第11回「交通体系の変容と地域  近世から近代へ、   G  から   H  へ」。
「交通体系の変転を時期区分するとき、近世の街道と   G  の体系と、近代の   H  中心の体系の間に、馬車・人力車と            の時代があった。   H  の時代は明治から大正にかけて、中央から地方へと波及する。             を事例として、鉄道・築港をめぐる地域間競争を例示し、明治・大正の「対岸貿易」と現在の「環日本海経済圏」を対比させる」。
<回答欄>   G →                   H →               
<選択肢> 陸運、水運、鉄道、自動車、帆船、蒸気船、福井、秋田

(8) 第12回「国際秩序の変遷と   I   」。
「巨視的には「国際環境→    I   」という変化の連鎖が複数回繰り返された。             後の現在を過去150年のなかで捉え直し、現在我々が越えようとしている転換期を考える」。
<回答欄>   I →              
<選択肢> 国際政治、国内政治、東西冷戦、第二次世界大戦

(9) 第13回「明治維新から帝国議会にいたる道のり」。
「軍事的・財政的に自立した幕府・            ・諸外国から構成される幕末政局から、廃藩置県、地方民会、国会開設を経て現在のような個人を最少単位とする「政界」が生み出されたプロセス」。
<選択肢> 諸藩、府県

(10) 第14回「身分秩序の長期的変遷と参政権の拡大」。
「「近世→(明治維新)→近代→(戦後改革)→現代」と時代を経るに従い、平準化と           の拡張が長期的に進展し、         と国民の二大身分に単純化されるまでを鳥瞰する」。
<選択肢> 政治参加、納税の義務、皇族、華族、士族

(11) 江戸時代以来の             と、西洋の近代的な技術が普及した段階の間には、後者の要素を取り入れつつ前者を改良し従来とは質的に異なる生産性をもつ技術が普及した段階があった。第二次世界大戦後の開発援助の経験のなかからこうした技術の発展段階や、その段階にある技術を   B   と呼ぶようになった。綿紡績における             がその実例である。手回しや水車の力でで十数本の糸を同時に紡ぐことができる木製の簡易製糸機械であった。また、輸入した金属製ジャガード織機を、木製フレームで模造した京都西陣の職人の努力も、この   B   段階の一例と言えるだろう。
<選択肢> 伝統技術、中間技術、先端技術、ガラ紡、バッタンの一例と言えるだろう。


rshibasaki at 20:46コメント(2)トラックバック(0)知・歴史学「日本近代の舞台設定」 2004-2013終了  

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コメント一覧

1. Posted by 帝国議会 衆議院 秘密会 議事録集   2010年08月18日 14:49
日本の歴史上、最も重要視される明治から昭和の時代の知られざる事実が記された、帝国議会 衆議院 秘密会 議事録集(速記、外国語、漢文ではなく、 すべて日本語に翻訳済みです)

元国務大臣の斎藤 栄三郎 先生により、翻訳、製作されたのですが、出版する直前に先生が他界されたため、世に数冊しか出回っていない幻の本です。

ご興味お在りでしたら、是非のぞいてみてください。





2. Posted by 柴崎力栄   2010年08月18日 18:45
電話で発行元からセールスを受けて、かつて購入し、衆議院3巻、貴族院2巻のそのシリーズを持っています。そもそも、帝国議会の議事録は近年ネットで検索や閲覧が可能になりつつあります。国立国会図書館の私の名前にurlを入れた「日本・議会資料」のページを参照。秘密会についてはまだのようです。
「総合目録ネットワークシステム」を検索すると、つぎの公共図書館が、当該5巻を所蔵していることが確認できます。国会図書館、北海道、神奈川県、横浜市、長野県、福井県、愛知県、滋賀県、京都府、兵庫県、鳥取県、岡山県、広島県、徳島県、福岡県、福岡市。
http://webcat.nii.ac.jpで検索すると、それなりの51箇所の大学図書館等が所蔵していることも確認できます。

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