「人類史に情報を概観する」工・情報の世界 2006-2015終了

2007年11月07日

2007年11月5日(月)、3・4時限。

基本的には昨年と同じ話しをした。これで分担は終り、来週からは数理情報研究室の松岡和夫さんの担当。

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2007年10月02日

2007年10月1日(月)、3・4時限。

昨年の第1回と基本的に同じ内容。「情報」と「諜報」について言葉の歴史を説明するため、小学館『日本国語大辞典』第二版を用いたことが異なる。

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2007年02月14日

2月2日(月)に実施した定期試験結果。

<<月曜3時限>>
登録者数:76
受験者数:46(受験率 60.5%)
合格者数:35(受験者中合格率76.0%、登録者中合格率46.1%)
評価)該当人数
5)1
4)10
3)24
2)11
1)0

<<月曜4時限>>
登録者数:88
受験者数:56(受験率 63.6%)
合格者数:44(受験者中合格率78.6%、登録者中合格率50.0%)
評価)該当人数
5)10
4)18
3)16
2)12
1)0

<<合計>>
登録者数:164
受験者数:102(受験率 62.2%)
合格者数:79(受験者中合格率77.5%、登録者中合格率48.2%)
評価)該当人数
5)11
4)28
3)40
2)23
1)0



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2007年02月02日

本日、共同担当の松岡さんと二人で、工学部総合人間学系総合科目「情報の世界」(後期、2単位)の試験を行なった。担当者3人が、試験用紙1枚の問題をそれぞれ作成し、履修生は3分野の問題に60分で回答する。時間の余裕があまりない様子だった。

3人目の担当者には、本務先に答案を送るので、成績が出揃うのは来週の半ば以降である。

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2007年01月23日

情報の世界 2007年1月15日(月) 3,4時限


最終回。最初の5週の担当者のわたくしと、つぎの4週の担当者の松岡さんの二人で、それぞれの講義内容の補足を行い、試験についての予告をした。



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2006年11月13日

情報の世界 2006年11月13日(月) 3,4時限


今週から、数理情報研究室の松岡和夫さんの担当。3時限を聴講した。今後は、自分の担当の週ではないのでこのカテゴリーには書かないこととする。


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2006年11月06日

情報の世界 2006年11月6日(月) 3,4時限

前回・第4回「コンピュータ以前の電気通信」の内容を、個別の地域に即して跡づける。明治32年から43年まで(1899年〜1910年)の『防長新聞』の記事を並べて、約100年前の地域社会の実例として山口県を紹介する。

配布物
(1枚目) 「防長新聞」(吉川弘文館『国史大辞典』12巻、1991年)、日本史年表(1889〜1910年、『角川新版日本史辞典』巻末、1996年)、山口県年表(山川出版社『山口県の百年』巻末、県民百年史35、1983年)、「山口県全図」(同前)、『徳富蘆花全集』16巻・奥付。
(2枚目) 「徳富蘆花」(『朝日歴史人物事典』、1994年)、徳富蘆花著・小説『富士』第13章「西へ」・第19章「東へ」より1889年および1895年の東京〜熊本を往復する際の交通・通信事情を窺わせる個所。
(3〜5枚目) 防長新聞の以下の記事。
1. 「戊辰以来の天候」(明治35年9月5日1面)---天文台が天候不良のため時刻の観測ができない
2. 「在清軍人と家族間の私電報」(明治43年3月1日2面)---北清事変以後華北方面に駐屯する陸海軍軍人と内地の家族間の電報の取扱い
3. 「電信電話の雪害」(明治36年2月6日3面)---全国的な豪雪による電信線不通と復旧状況
4. 「韓海海底電線敷設の計画」(明治36年9月30日1面)---日本〜台湾間の海底電信線敷設の時に購入のケーブルの余りが逓信省に残っている、それを用い朝鮮半島の東海岸と西海岸に沿って海底電信線を短期間に竣工可能
5. 「英国汽船電線を切る」(明治38年3月5日1面)---関門海峡に敷設の電信線を英国汽船の錨が切断
6. 「日米間海底電線」(明治37年4月12日1面)---米国「商事海底電信会社」がサンフランシスコ〜マニラ線上のグアム島から支線を作り日本へ結ぶ可能性を米国政府に打診。米国政府の慎重、露国政府の憤慨、種々の報道
7. 「関門海峡外六連島望楼」(明治36年10月22日2面)---関門海峡の西に接する六連島の海軍望楼が一昨日より業務開始
8. 「海軍望楼員の演習」(明治41年2月11日2面)---六連島海軍望楼員の小銃実弾射撃演習
9. 「海軍大主計の六連島視察」(明治41年3月26日2面)---呉海軍鎮守府経理部録事大主計鈴木三郎、下関水上警察署の赤間丸に乗り、六連島海軍望楼その他を視察
10.「加藤参謀長の三島行」(明治41年8月15日2面)---加藤定吉舞鶴鎮守府参謀長外二名は阿武郡見島村を視察予定
11.「無線電信条約」「無線電信規則」(明治42年6月25日1面)
12.「無線電信局」(明治41年6月20日2面)
13.「山陽鉄道厚狭馬関間開通式」(明治34年5月28日3面)
14.「三田尻小郡間電信線路測量」(明治34年5月30日3面)
15.「交通機関と郵便物の速達」(明治34年5月31日2面)
16.「新聞販売者の大競争」(明治34年3月7日3面)
17.「新聞縦覧所の設置」(明治33年8月1日3面)
18.「新聞縦覧序の設置」「日露海戦実況幻燈会」(明治37年2月23日3面)
19.広告「防長新聞 一ヶ月弍拾参銭! 山口町字米屋町 みやび館」(明治32年2月11日4面)



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2006年10月23日

情報の世界 2006年10月23日(月) 3,4時限

配布物
1表=野口悠紀雄Online「「超」整理日記000129 手に入れたものは何なのか」
1裏=「グリニッジ標準時の話」「日本の標準時の話」(社団法人日本時計協会HP)、「日本標準時子午線制定の日」(神戸市垂水区・塩屋天体観測所)、読売新聞1903年6月9日朝刊5面「昨日午砲の誤発」
2表裏=@ニフティ、歴史フォーラム本館、現代史討究会議室での永瀬唯さんの発言。2000年3月24日付#613、#614
3表裏=「タイムボールって何?」
4表=吉川弘文館『国史大辞典』より「新聞」、『通信社史』(財団法人通信社史刊行会、1958年)13〜14ページ「日本における新聞・通信社の発祥」
4裏=「我国電信制度の沿革」(『日本百科大辞典』第7巻、1916年、日本百科大辞典完成会)
5表=「我国に於ける電話制度」(同上)
5裏・6表=『電気通信物語---通信ネットワークを変えてきたもの』城水元次郎、2004年、オーム社、12〜15ページ
6裏=『通信社』今井幸彦、1973年、中公新書343、50〜52ページ
7表=Fig.7. Contemporary map showing the telegraph network in the 1880s, p.68-69, The Power of News: The History of Reuters 1849-1989, Donald Read, 1992, Oxford University Press
7裏=Fig.8. Outward services, May 1914(figures indicate the number of words telegraphed every month via the three routes), 同上
8表=Figure. 5. Pacific and East Asian Cables, c. 1905, The Invisible Weapon: Telecommunications and International Politics 1851-1945, Daniel R. Headrick, 1991, Oxford University Press


初期の電話は放送メディア
ラジオ放送以前の時報(時計合せ)
通信社以前の新聞記事(遠隔地のニュースの集め方)
明治末までの電信と電話
国内と国際電信網

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2006年10月16日

情報の世界 2006年10月16日(月) 3,4時限

配布物
レジュメント=下記に転載
資料1表=吉川弘文館『国史大辞典』より「烽」、小学館『日本大百科全書』より「のろし」「駅伝制度」「望遠鏡」
資料1裏=中野明著『腕木通信』〔以後出典(1)と呼ぶ〕48〜51ページ、同書より図2-2「アイネイアスの水通信」、The Early History of Data Networks〔以後出典(2)と呼ぶ〕より、p.28, Figure 1.8 Polybius's Torch Telegraph, ca. 150B.C.
資料2表=From Semaphore to Satellite日本語版(国際電気通信連合100周年記念、1968年、国際電信電話株式会社)〔以後出典(3)と呼ぶ〕第1部「電信と電話---1793年から1932年まで」の冒頭「先駆者たち」
資料2裏=柴田昭彦「大阪の米相場 旗振り速報◇江戸−大正時代の中継ルート、76の山を踏査」、日本経済新聞2004年2月17日44ページ、文化欄
資料3表=「腕木通信のコントロール信号」(出典(1)111ページ)、腕木通信のアルファベットとの対応(出典(2)138ページ)、Figure 3.14 Inside the Reconstructed Station in Furusund.(出典(2)123ページ)、Figure 2.16 Transmission Line.(出典(2)76ページ)、Figure 2.20 Semaphore Telegraph Mechanics.(出典(2)80ページ)、アブラアン・ルイ・ブレゲとブレゲが設計協力した腕木通信機の操作送致(出典(1)71ページ)
資料3裏=「その他世界各国の主な腕木通信・視覚通信」(出典(1)235ページ)、「時代別に見る腕木通信網の進展」(出典(1)168〜169ページ)、「腕木通信の年代別総延長」(出典(1)165ページ)
資料4表=旗振り通信についての記述(出典(1)245〜248ページ)
資料4裏=「サルでもわかる図書館講座 第2回 「こんにゃく」版のはなし」(北海道教育大図書館のページにかつて存在したコンテンツ)
資料5表=「ガリ版印刷入門」(かつてhttp://www.honco.net/japanese/02/page4-j.htmlにあったコンテンツ)
小学館『日本大百科全書』より「タイプライター」
資料5裏=小学館『日本大百科全書』より「速記」
資料6表=「ワープロの歴史」より「雑談とワープロ前史」(http://www.ffortune.net/comp/history/wordpro.htm)
資料6裏=小学館『日本大百科全書』より「タイプライター」

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「狼煙(のろし)ネットワークから、腕木通信まで。および、集団的記憶から、印刷目録やタイプライター、オープンファイルシステムまでの諸形態」と、シラバスに記した。

今日の前半は、通信の第二形態、テレコミュニケーションの歴史。参考書としては、つぎの三冊を用いた。
(1) 『腕木通信 ---- ナポレオンが見たインターネットの夜明け』、中野明著、朝日新聞社、2003年11月
(2) The Early History of Data Networks, Gerard J. Holzmann & Bjorn Pehrson, 1995
(3) From Semaphore to Satellite, the International Telecommunication Union, 1965
日本語版、1968年、国際電信電話株式会社

ここでの着想は、現在存在する発展した技術で実現されている社会的機能が、それ以前の技術段階でどのような過去技術の組み合わせで「機能的に初歩的・劣ったかたちであっても」実現されていたのかを捉える。現在に照らし合わせて、過去をみるというもの。

・狼煙と駅伝 通信の第一形態と第二形態の併用の問題、日清戦争時の外務省機密電報と船便での報告書

・望遠鏡以前のテレコミュニケーションの諸工夫

・フランス式腕木通信、北欧式シャッター通信。国営で、軍事外交情報を扱う。後に、宝くじ当選番号の全国への伝達でシステム維持費をまかなうようになる(フランス)。optical telegraphyの時代

・日本における旗振り通信。民設民営、相場情報。世界で初の先物取引を始めた堂島米相場

・フランス式腕木通信では、フロー制御、エラー訂正、データ圧縮、暗号化などが実用されていた。日本の旗振り通信でも同様だった

・現在ゼロックスコピー(英語だと photocopy)。こんにゃく版→ガリ版印刷。簡易印刷の歴史、オフィスでの複製作成の過去技術を考える

・カーボンコピー

・タイプライター。欧米では速記機械として、日本では清書機械として。タイプライターはガリ版の原紙作成に使えた

・速記術→テープ起こし
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2006年10月04日

情報の世界 2006年10月2日 3,4時限

配布物(レジュメ1枚、資料4枚)。
レジュメ表左:前回補遺、小学館『日本国語大辞典第二版』より「情報」
レジュメ表右:下記引用の「人類史における情報の諸問題」を考えるための概括、および、岩井賢一監修『経済の生態』から表「コミュニケーション媒体メディアの歴史」
レジュメ裏左:下記引用の「時間を超えた情報伝達---記録以前、あるいは以後」
レジュメ裏右:下記引用の「空間を越えた情報伝達---通信以前」

「人類史における情報の諸問題」を考える。概括を試みる。
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1. 情報の定義。日本語で「情報」ということばで表現している内容は、英語ではinformation, communication, intelligenceという三語に分かれる。本講義で扱う情報は、informationとcommunicationであり、intelligence(諜報)は除外する
2. 情報には、伝達蓄積の二つの側面がある。伝達には、時間を超えた伝達と、空間を越えた伝達があり、一方、蓄積には、収集・加工・保存・検索の過程を含む
3. 伝達を劇的に進化させた技術が二つある。記録(時間を越えた伝達)と、通信(空間を越えた伝達)である。ともに、情報を発信者の身体から分離させ、情報をそれ自体として伝えることを可能とした。記録以前の時間を超えた伝達が口承であり、通信以前の空間を越えた伝達が旅行・移住である
4. 空間を越えた情報伝達はつぎの三種類に区分できる
発信者自身が移動することによる情報伝達 ---- 旅行・移住
通信の第一形態 = 記録化された情報媒体が輸送されることによる情報伝達(transportation of recorded materials)
通信の第二形態 = 情報が物体から分離して光や電気の速度で伝達される(telecommunication)---- のろし、旗振り、腕木通信、電気的通信(電信、電話、放送)
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「時間を超えた情報伝達」 ---- 記録以前、あるいは以後
1. 原発から出た「高レベル放射性廃棄物」を「地中」に埋めた場合、「後の世代」をどのようにその危険から守るのか。未来少年コナンの世界のように、未来の世代の科学技術知識が後退・退歩する可能性もある。→ 伝説、神話として地中投棄の場所へ近寄らないと伝える。一種の社会工学の課題だろう。
        ↓
広川泰士(写真家)「鉱物のエネルギーを、本来あるべき地中へ」
http://hotwired.goo.ne.jp/matrix/9803/memory/text11.html

2. 火山小説『死都日本』、石黒 耀著、2002年、講談社 →別紙 資料

3.『一万年の旅路 ---- ネイティヴ・アメリカンの口承史』、ポーラ・アンダーウッド著、原著1993年・翻訳1989年刊、翔泳社 →別紙 資料
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「空間を越えた情報伝達」 ---- 通信以前
1.『縄文人 はるかなる旅の謎 ---- 失われた世界大移動線を探る』、前田良一著、2003年、毎日新聞社  →別紙 資料
フロート付きの大型アウトリガーカヌー、それを駆って、縄文人が太平洋へ乗り出していった。その過去を探る本。北方の道を通ってイベリア半島へ。インド洋を通りマダガスカルへ
「星の航海術」(star voyage)をサーチエンジンで検索すると現在、カヌーによる太平洋上の遠隔航海技術が復元されているのを知る

2. 『古代水辺民の物語 ---- 太陽の生まれる楽土を求めて』、倉富春成著、2003年、彩流社  →別紙 資料
安藝の宮島の山上に、古代メソポタミアの線文字=ヒエログラムが書き記されているのが残っていると、現地に案内板があったのを思い出した
古代技術をどのように複合させて使いこなしてきたのかを考察しつつ、失われた過去をシュミレーションしている
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2006年09月24日

情報の世界 2006年9月25日 3,4時限
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1. 科目全体の説明
2. 講義範囲の限定
3. 情報化、情報社会、情報
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1. 科目全体の説明
 3人の担当者が、14週を各5・4・4週担当+最終回まとめ。定期試験で評価、点数配分は40・30・30点(100点満点)。試験は参照物なし。

2. 講義範囲の限定
 シラバスの授業のねらいには、「情報を最も広義に捉えると、自然・社会・認識を通じた世界全体が、相互に影響しあいながら、一定の秩序を保ちつつある仕組みそれ自体を取り上げることになろう。複雑系、自己組織性、共時性など、連想される言葉は多い」と書き、また、第1回の内容には「情報とはなにか。自然・社会・精神における情報は共通性があるのか」と記した。
 この設問の示す範囲のうち、各担当者が講義可能な部分を内容とする。

3. 情報化、情報社会、情報
 配布物を用いる(1裏〜3裏)。
1表: レジュメ、シラバス
1裏: 公文俊平「文明の進化と情報化」(リーディングズ情報社会、2003年、部分)
2表裏:伊藤陽一「情報社会論−−その系譜と理論的諸課題」(同上、全文)
3表: 仲本秀四郎「情報を考える」(同上、冒頭部分)
3裏: 野口靖夫「『情報』という言葉と遊ぶ」(学士会会報831、2001年4月、前半)


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